レポートと成績
 ◎ COO クロカンカップ2010 レポート
 ◎ COO スプリングカップ2010 レポート
 
 COO クロカンカップ2010 レポート

2010年3月20日(土)  ◆レポート ◆3/20写真集
2010年3月21日(日)  ◆レポート ◆3/21写真集
2010年3月22日(月)  ◆レポート ◆3/22写真集【1】 ◆3/22写真集【2】 ◆閉会式写真集
   ◆リザルト 総合成績表 シリアルクラス 女子の部 チーム戦
総合成績  ◆リザルト 総合成績表 シリアルクラス 女子の部 チーム戦

プロローグ
絶好のXCコンディションとなるつくばエリアで、恒例となったCooXCカップが開催です。昨年は横岡ゴール(88km)、黒羽ゴール(68km)と恒例の北上するビックタスクだけでなく、西の平野への未知なる世界だった宇都宮ゴール(61km)も成立し、距離だけでないテクニカルなタスクも選手をワクワクさせてくれました。
果たして今年はどんなタスクが設定されるのか!?楽しみです。

3月20日(土)
移動性高気圧に覆われて快晴の朝です。朝7時から選手たちは受付までの長蛇の列をつくります!選手も気合十分!そんな選手へ朝食サービスが振る舞われました。炊き立てのご飯とカニの味噌汁。スタッフの皆様には毎年、本当に感謝です。お腹いっぱいでパワーは十分!さあテイクオフへGo。

高気圧圏内ですが、接近する前線に向かって南風が吹き込む予報。700m付近には強い逆転層があり、上空の南風から守ってくれているようです。予報ほどテイクオフの風は強くなりません。しかし、逆転層のブレークと共にテイクオフレベルの南風が強まることは必至・・・。渋いながらもその前に、エリアから出ていれば可能性はあります!ストレートに北上する48kmの烏山ゴールが決まりました。
テイクオフレベルの風は西風となったため、西テイクオフへ移動しましたが、そのころにはやはり南風が強まってしまいました。時折強く吹くガストに、安全に競技はできないと判断、残念ながらタスクはキャンセルが発表されました。

下山した選手には、おいしい牛丼が振る舞われました。これでさらにパワー充電です。
明日は寒冷前線の通過により、春の嵐予報。こんな時は焦らずのんびり休みましょう。

3月21日(日)
朝から凄まじい南風となりました。そして、黄砂が!!テイクオフがほとんど見えないほど。これで心置きなく休めそうです。前日のインフォメーションどおり、10時からはセミナーが行われました。

まずは、JPA安全事業部岡田さんから「レスキューパラシュート」についてです。春の強いコンディションでは空中でアクシデントが起こる確率は高くなります。実際に起こった状況からグリップの引き出しにくいパターンが説明されました。またリアルな空中接触の映像も紹介され、パラシュート開傘後の安全確保など、とても役に立つ講義となりました。半谷顧問からも再度、安全に対するご指導を頂き、選手は気が引き締まります。テイクオフ後、スタート前に空中でグリップに触わることを習慣付けましょう。アンコントロールを感じ、旋回に加速を感じたらすぐに投げる!パラシュートはやっぱりラストチャンスです。

次に競技事業部宮田よりこれも恒例「つくばXCセオリー」を行いました。このエリア初めてXCフライトをされる選手だけでなく、毎年聞いていただいている選手にも好評!?だったと思っています。あくまでセオリーですから、皆さん話半分で参考にする程度で、空中では自分の判断で飛んでくださいね。
さて、お昼にはきつねうどんが用意され、悪天候の中集まってくれた選手の心を温めてくれました。
明日は絶好の天気予報です。やるぞー!

3月22日(月)
昨日までの爆風もすっかり収まり、絶好のコンディションとなりました。早い時間は上空北西風が強いものの、徐々に南西に向きを変え風は弱まる予報。そして、雲底は2000m!気温減率も良く、サーマル対流も期待できます。

西テイクオフから筑波山系を2往復し、北西のゴールデンレークスゴルフ場を取った後、烏山ゴールの78kmのテクニカルなタスクが発表されました。クロスウインドで向かう最終パイロンのゴールデンレイクスを如何に攻略するかがポイントとなりそうです。

11:20のウインドウオープンから選手は次々とテイクオフ。春特有の荒れたサーマルの中、1500mのサーマルトップまで何とか上がっていきます。やはり1500m付近は西風が強く、流しすぎると、出てくるのが大変です。

11:50のデパーチャーオープンぴったりでスタートしたのは扇澤、宮田の2選手。スタートポイントを取った後そのまま加波山南斜面へ突っ込みます。セカンドグループは確実にテイクオフ前に戻り稜線上を北上。扇澤選手がテイクオフ前に戻ってきたころには、1000m付近の南西風は強まりツバメからのリターンは至難を極めることに。稜線上を戻った選手は、風の吹き抜けにつかまり東側へ・・。逆に西の沖を戻った選手は、それほど苦も無くテイクオフ前に戻ることができていたようです。

多くの選手がこのリターンでランディングを余儀なくされる中、良いコース取りをした16名の選手は最後の難関のゴールデンレイクスへ、クロスウィンドへアタック開始です。この中には佐藤選手、田前選手の2名の女子選手も含まれています。
加波山上空のサーマルは予報通り2000mまで上昇しますが、回すほど流され、すぐ近くに見えるゴルフ場まで近づけません。上げては風上へ・・。先頭を引っ張るのはデリゲートの正木選手。さすが空中でも良い仕事をします。

しかし・・・。ほかの選手も強い南西風に阻まれ、次々にランディングしていきます。それでも最初にゴルフ場に到達したのは大澤選手。ランディング間際から地を這うようなリフトを掴み、上昇し始めます。風上にいた宮田選手はすかさず下に入り込み生き残り最終パイロンをゲット!
ゴールデンレイクスをクリアーした15:00には劇的に西風成分は弱まり、セオリーどおりゴルフ場からは安定したサーマルが2000mまで上昇していたのです。ベテラン長島選手、と昨年の勝者岩沢選手、シリアルクラス塚本選手もファイナルレグに!
やはり最後はファイナルグライドまでもつれました。

東寄りのコースから大澤選手。下層の北西風を予想した宮田選手は西から勝負!残り15kmのファイナル勝負となりました。烏山ゴール付近は北風と南風のコンバージェンスが那珂川上で形成されていて近づくほどリフトがかってきます。東の大澤か、それとも西の宮田か!?
軍配はリフト帯を飛んだ東側の大澤選手!20秒差で逃げ切りファーストゴールを決め、優勝を手にしました。3位はシリアルクラスの塚本選手!4位は長島選手。5位は岩沢選手。5名の選手のゴールメイクでした。おめでとうございました。

ゴールからのバスが戻る19:00まで多くの選手とスタッフが本部で待ってくれていて、ゴールした選手を拍手で出迎えてくれました。感動しました。

女子は佐藤選手、田前選手が仲良く同点優勝!シリアルクラスは文句なく塚本選手優勝!タフなコンディションでしたが、素晴らしいフライトを見せてくれました。
頑張った選手を讃えた表彰式も盛り上がりました。選手、スタッフみんなで作り上げた本当に素晴らしい大会となったように感じます。
皆さんご苦労様でした。ありがとうございました。

 COO スプリングカップ2010 レポート

2010年4月3日(土)  ◆レポート ◆4/3写真集【1】 ◆4/3写真集【2】
   ◆オープンクラス
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 ◆チャレンジクラス
 総合成績表 女子成績表 チーム戦成績表
2010年4月4日(日)  ◆レポート ◆4/4写真集【1】 ◆4/4写真集【2】 ◆閉会式写真集
総合成績  ◆オープンクラス
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 ◆チャレンジクラス
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プロローグ
2週間前に行われた PNLCooXCカップでは、78kmのビックタスクが成立したこともあり、チャレンジリーグでもXCタスクが組まれるのでは!?
そんな期待の中、PCL第2戦が開幕です。

4月3日(土)
大会前日が素晴らしい天気となることが多いのですが、今回は前日までの寒冷前線通過で嵐は去り、高気圧に覆われた快晴の朝を迎えることができました。
上空には寒気が残り、雲底高度予想は2000m!地表から1500m上空まで南風で絶好のXCコンディションとなりそうです。7:00の受付前からやる気十分!選手の長蛇ができます。そんな興奮気味な受付を終えた選手には、主催者から無料の朝食サービスが振る舞われました。炊き立てのご飯と暖かいみそ汁でお腹も満たされ、少しクールダウン。スタッフの暖かいもてなしに選手からは大好評です。

テイクオフでの開会式の後、時間をかけたジェネラルブリーフィングが行われました。大会初参戦の方も多くいたようで、無線の取り付け方やペナルティ、タスクストップなど競技に参加するための基本的なモラルもデリゲートの岩崎選手から丁寧に説明していただきました。初めて筑波エリアからXCフライトに出る選手も多く、ローカルルールの注意点も競技委員長からしっかり説明されました。

予報に反し、テイクオフの風は朝から東風が続き、なかなか南風に変わりません。午後3時には北風が入ってくる予報もあり、オープンクラスは筑波山系を2往復し、北西に20kmの真岡ゴールを目指す53.8km。チャレンジクラスはエリア内を周回する20.2kmが決定しました。11:15のウインドゥオープンと共にオープンクラスの選手から次々とテイクオフ!順調に高度を上げていきます。

11:30 のデパーチャーオープンと共に伊藤選手、鈴村選手、藤川選手、松原選手のナショナルリーガーがレースを引っ張ります。続いて11:45にはチャレンジクラスもウインドゥオープン!エリア内のコンディションは更に良くなり、選手はもれなくサーマルトップへ!空中には多くのグライダーが巨大なガーグルを作り出し、圧巻です!

コンディションの好転と共に、風向きは予報通り南風に変化していきます。活発なサーマル対流は上空の南風を強めてしまい、向かい風へと飛ぶ選手を苦しめます。主稜線から離れた沖にあるターンポイントをクリアーできず、ランディングする選手がいる中、先頭集団は順調にツバメ山から離脱し、真岡へ!ところが1300m以上は西風が強く、これまた大苦戦!3kmゴール手前で伊藤選手、藤川選手は無念のランディング。そんな中、単独で西平野部へ、男コースを取った鈴村選手が見事ファーストゴールを決めました!

やや遅れたセカンド集団がゴールへ向かう頃には、ゴール近くに北風が吹き込みコンバージェンスラインを形成。青木選手、中村選手、吉田選手はツバメ山で1800mからそのままゴールへファイナルグライドを決めました。シリアルクラスは廣川選手がトップ、僅差で同じく浜名湖の星田選手が2位につけます。軽量パイロットの清水貴代子選手も最終パイロンをゲットする素晴らしいフライトを見せてくれました。

チャレンジクラスはゴール手前に降りてしまったものの、石原選手が素晴らしいフライトを見せこのまま優勝か!?と思われましたが、この後大逆転劇がおこったのです!!エリア内まで届いた北風によりビックコンバージェンスが発生!場の風は弱まり、発達した積雲の吸い上げリフトにより高度は下がりません。スーパーコンディションの中、伊藤まり子選手は次々とパイロンをクリアーし、見事ゴール!おめでとうございました。

本部に戻った選手には、レストラン顔負けのハッシュドビーフとサフランライスが振る舞われました。とっても美味しかったです。

4月4日(日)
早朝は快晴でしたが、移動性高気圧の動きは早く、湿った南東風の吹き込みにより雲量がどんどん増えていき、天気は早くも下り坂傾向。午前中にどれだけの日照が続くかがポイントとなりそうです。何とかなることを信じてテイクオフへGo!

しかし、テイクオフでは、やや強めの冷たい東風が吹きこんでいました。ダミーパイロットも中々、東にあるナサ尾根前に入っていけません。唯一この風向きだとCooテイクオフ前は風が収束して吹き抜けてしまうのです。

コミッティはオープンクラス、チャレンジクラス共にエリア内を周回するタスクを発表。テイクオフの風が弱まるのを待ちます。尾根前に回り込めば、安全に飛ぶことができるのですが・・・。じっと我慢です。
13:00まで待ちましたが、残念ながら風は収まる気配を見せません。コミッティ、競技委員長を含めた話し合いがもたれましたが、安全のため残念ながら競技はキャンセルとなりました。

長いウェイティングで芯まで冷えた選手でしたが、下山後には暖かいカレーうどんが振る舞われ、体も心も温まりました。スタッフの皆様本当にありがとうございます。

午後、競技は終了となりましたが、安全事業部岡田さん講師の「レスキューパラシュートについて」のセミナーが開催されました。皆さん真剣に受講され好評でした。

結局、初日の成績が総合成績となりました。入賞された皆さんおめでとうございます。チャレンジクラス初のXCタスクも期待されましたが、次回への持越しとなりました。来年も春のCooではPNL、PCLともにXCタスクを用意してくれるそうです。ぜひ来年こそ100kmオーバーに挑戦したいものです。

最後に、大会を盛り上げ、サポートしてくださったスタッフの皆様本当にありがとうございます。
選手一同満足のいくフライトができました。来年もぜひ、大会の開催をよろしくお願い致します。



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