「ガンダムで優勝しよう!」
 
2009年1月、圭樹さんのこんな一言から僕らのスカイフェスタ2009が始まりました。
情報によると秋葉原には、ガンダムの衣装で人目を引く人たちがいるらしい。
まずは、その人たちがお手本となりました。

但し、僕らのガンダムはスカイフェスタに出場する以上、空を飛べなければなりません。大きさ・重さ、何よりも身軽に動ける必要がありました。
夢膨らむ中、まずは素材選びです。素材と言ってもメンバー誰一人としてピンと来ません。みんなでインターネットを駆使し最適な素材を探し当てました。

さらに、スカイフェスタへの参加に伴いパイロット証の取得も必須となりました。なにせ、この時点で誰一人としてパイロットでは無かったのですから。

一方、スカイフェスタ資金が必要だと言うことで、CooTシャツの制作も同時進行しました。
ただ、例年よりも早くスカイフェスタに着手した余裕とTシャツデザインへのこだわりが、この後僕らの首を絞めることになるとは。

さて、ガンダム制作にあたり『まずは見本が欲しい!』と言う名目でプラモデルを作りました。



それを元に設計図の制作です。今回のスカイフェスタメンバーには何故か打って付けな業種の人が多く、設計図制作をした監督の下、それぞれが得意分野で力を発揮していきました。

こう書くと順風満帆なスケジュールで制作が進んでいるように聞こえますが、これまた何故か夏休みの宿題は8/31 に仕上げる人ばかり。。。

気が付くとゴールデンウィークも終わり、梅雨に突入です。のんびりマイペースなメンバーもさすがに制作日数が足りないことに気が付き始め、ここから怒涛の追い上げが始まったのです。

もちろんパイロット検定も。

急ピッチに進められたガンダム制作。何とか形が見えてきたのが7月初旬。ザクを使って講習バーンでのテストフライトも無事成功!


スカイフェスタメンバーの他、多くのスクール生・パイロット・Coo スタッフの力を借り、何とかスカイフェスタ1週間前にガンダム1体・ザク4体・ホワイトベース1機及び制服10着が完成しました。


さあ!あとは当日のフライトを残すのみです。



さて、マイクロバスで獅子吼に乗り込んだメンバーを待っていたのは残念ながらの小雨でした。
制作過程で『これだけ頑張って当日、雨なんてないよねぇ』と笑い話をしていたのですが、これがまた笑い話になっていません。


そんな小雨の中、開会式と採点者を前にしてのお披露目&アピールタイムは、ふれあい館の中で行なわれました。
僕らの出番は最後から2番目。緊張が高まる中、さぁ本番です。ステージで僕らを迎えたのは観客の大歓声でした。他の参加者は劇を交えてのアピールでしたが、僕らはナレーションをベースにあくまでもクールに。




客の手応えを感じた僕たちは、その後の親睦会もテンションが高く、明日の晴天を信じながら獅子吼の夜が更けて行ったのでした。

そして2日目の朝。僕らの願いは通じませんでした。シトシトと降る雨。午前中は気分転換に、宿泊施設付近の体育館を借りてドッジボールを満喫。Coo 以外のチームも交え汗を流しました。残念ながら午前中は雨でしたが他のエリアの人達と交流が持てた事は、僕らのパラライフにとってプラスになったと思います。

そして午後。雨がやみ、雲の切れ間を見て続々とフライト開始です。緊張が高まる中、G-プロジェクトの出番です!まずはモビルスーツのザク4体、続いてガンダム、最後に大物ホワイトベースが空を舞う!予定でした。



ザクのフライト準備が整い、後はテイクオフのみと言うところ怪しげな雲が。あっと言う間に霧に包まれ晴れることなく大雨に。
残念ながらG-プロジェクトが獅子吼の空を駆け巡ることは出来ませんでした。

審査はフライトの有無に関係無く行なわれました。

天候にこそ恵まれませんでしたが、勝利の女神は我らG-プロジェクトに微笑みました。念願のラージ部門優勝です。

今年はガンダム生誕30周年と言うことで、お台場に等身大のガンダムが登場した事も僕らには追い風になりました。



いくつもの壁を乗り越えてきた事で次回への自信と課題も見えてきました。

今年は残念ながら強豪立山チームが不参加でしたが、来年はその立山チームを抑えての完全優勝を目標に、既に僕らのスカイフェスタ2010 は始動しています。新たなる頂を目指して。

最後に、今回の優勝は誰一人の力が欠けても手に入れる事の出来なかった物だと感じています。

G-プロジェクトに参加してくれたメンバーならびに大切なフライト時間を割いてお手伝いをしてくれたスクール生とパイロットの皆様、さらに僕らの無謀な計画に温かい手を差し伸べてくれたCoo のスタッフ全ての人に改めてこの場を借りてお礼を言わせてください。
心から、ありがとう、と。